Dell Inspiron 14 5440(Core 3 100U モデル)を 1 年間使った感想
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カテゴリ:デジタル
昨年の夏、11 年間使い倒したパソコンに区切りを付け、新しいパソコンに買い替えた。
買ったのは、Dell Inspiron 14 5440 の Core 3 100U モデル。
すでに販売終了しているモデルだが、せっかく使い始めて 1 年が経ったタイミングなので、このパソコンを選んだ理由や実際に使ってみてよかった点・気になった点について書いていこうと思う。
この記事の目次
11 年ぶりにパソコンを新しくした理由
今まで使っていたパソコンは Lenovo の G500 20236 というモデル。
主なスペックはこんな感じ。
- CPU:Intel Celeron 1005M
- メモリ:4 GB(のちに 8 GB に増設)
- ストレージ:HDD 320 GB(のちに SSD 256 GB に換装)
- 画面サイズ:15.6 インチ
Microsoft Office 付属で値段が手頃なパソコンを選んだ。確か 6 万円くらいだった。今から 12 年前であることを考慮してもちょっと高いけれど、必要に迫られていたので致し方ない。
泣く子も黙る低スペックパソコンだが、主な用途が Office での文書作成、ネット閲覧、CD・DVD 再生のため、若干動作が重たいところがありつつも問題なく使えた。
光学ドライブ付きだったので、TSUTAYA で好きなバンドの CD や当時ハマっていたパニック映画の DVD を借りて楽しんでいた。今やサブスクでいくらでも楽しめるいい時代になったけれど、わざわざお店でレンタルするからこそより作品に真剣に向き合えてた部分もあると思う。
長年使っていくうちにトラブルも相次いだ。飲み物を何度もこぼしたせいでキーボードと画面が死亡し、外部のモニターとキーボードを繋いで凌いでいた。一度、電源を入れてもメーカーロゴから一向に進まなくなったこともあり、1 か月ほど AC アダプターとバッテリーを外して放置してたらなんか直っていた。
途中メモリの増設、SSD への換装を経て、最終的に買い替えを決意した最大の理由は、Windows 10 のサポート終了だった。
当然ながら Lenovo G500 は Windows 11 非対応。どうやら無理やり対応させる方法もあるらしいが、このパソコンのスペックだとまともに動くか怪しい。前述の不具合のこともあり、正直いつ動かなくなってもおかしくない状態だったので、この機会に買い替えることにした。
Dell Inspiron 14 5440 を選んだ理由
新しいパソコンを選ぶにあたって重視したのは、以下の 4 点。
- CPU:PassMark スコア 10,000 前後のもの
- メモリ:8 GB 以上
- ストレージ:SSD 256 GB 以上
- 予算:6 万円前後
主な用途は、ネット閲覧(主に動画視聴)、文書作成、軽めの 2D ゲームのプレイ、簡単な画像・動画編集など。今回は Office 付属である必要はなく、光学ドライブやモニター、キーボードは外付けを前提にしている。
特に意識したのが CPU の処理能力を示す PassMark のスコア。価格.com の一覧などで簡単に確認できる。自分の用途なら Intel N100 あたりのスコア 5,000 程度の CPU でも十分だが、今後のことを考えて少し背伸びすることにした。また、Windows 11 が動く最低ラインのメモリ 8 GB 以上、HDD に比べ高速な SSD も必須とした。
価格.com の絞り込み機能を駆使して探す中で、まず Dell 15 の Ryzen 3 7320U モデルが候補に挙がった。
- AMD Ryzen 5搭載のDell 15ノートパソコン | Dell 日本
- Dell Dell 15 Ryzen 3 7320U・8GBメモリ・512GB SSD搭載モデル(DC15255) [プラチナシルバー] 価格比較 - 価格.com
先程の条件には合致していたが、キーボードは外付けするためテンキーは不要だし、持ち運びに備えて少しでもコンパクトのほうがいい。メモリが基板に直接固定されていて後から交換・追加ができないオンボード仕様だったことも懸念点だったため、採用は見送ることにした。
最終的に選んだのが、Dell Inspiron 14 5440 の Core 3 100U モデル。
- Dell Inspiron 14 Core 3 100U・8GBメモリ・512GB SSD搭載モデル(300nit) [アイスブルー] 価格比較 - 価格.com
- Inspiron 14 5440のサポート | 概要 | Dell 日本
主なスペックはこんな感じ。
- CPU:Intel Core 3 100U
- メモリ:8 GB
- ストレージ:SSD 512 GB
- 画面サイズ:14 インチ
Core 3 100U の PassMark は 12,000 程度。メモリがオンボードでなく、空きスロットも 1 つあるので、いざというときにメモリを増設できるのも魅力的だった。このモデルのレビューがほどんどないのが不安材料ではあったが、自分の望む条件に合致していたので購入を決意した。
Dell Rewards への新規会員登録で 3,000 円分のポイントがもらえたうえに、公式のセール時期とも重なり、5.2 万円ほどで購入できた。ポイントサイトやクレジットカードのポイント付与も加味すると実質 5 万円を切ったので、なかなかいい買い物ができたと思う。
使ってみてよかったところ

Core 3 100U モデルは本体カラーがアイスブルーで固定。素材はプラスチックシャーシとのことだが、個人的には安っぽさは感じられない。見た目がちょっと昔の MacBook っぽいなと思った。昔、MacBook と Windows のパソコンを併用していた時期があったので、なんだか懐かしい気持ちになった。
動作はサクサクでいい感じ! 前のパソコンは常にタスクマネージャーの CPU 使用率が 100% 張り付きだったが、このパソコンではよほど重い処理をしない限り 20〜30 % 程度。以前はアイコンをクリックしてからタイトル画面が出るまで 3 分ほどかかっていた Steam 版『逆転裁判123 成歩堂セレクション』(買って 1 年以上経つのにまだ 1 すらクリアできてない……)も、今や秒で立ち上がる。
ディスプレイの発色についても満足している。IPS パネルが採用されており、上の写真ではパソコンの後ろにある VA パネルの外部モニター(Dell SE2225HM)と比べても鮮やかで綺麗。ノングレア(非光沢)加工なので、ふいに画面に自分の姿が映り込んで萎えることもない。
キーボードは、普段外付け(バッファロー BSKBU12BK)を使っているため本体側はたまに触る程度だが、適度な反発感があって打ち心地はいいと思う。よく批判されているキーボード右上の電源ボタンも、通常のキーと比べると固い押し心地なのと、そもそも Windows の設定で電源ボタンを押したときの動作を変更できるので、自分はそれほど気にならなかった。
Type-C 端子が DisplayPort や Power Delivery に対応しているのもうれしいポイントだった。現在は据え置き運用メインだが、万が一持ち運ぶ際も PD 対応のアダプターとケーブルを用意すれば、付属の重い AC アダプターを持ち運ばなくて済む。スマホと充電ケーブルを共用できるのも便利だ。
使ってみて気になったところ
とにかくファンの音がうるさい。特に夏の暑い時期は熱がこもりがちなのか、すぐにブオンブオン鳴り出してしまう。デスクと隙間ができるように本体裏面に突起があるものの、念には念を入れて、100 均で買った「収納スペースをつくれるノートパソコンスタンド」(スルガ株式会社)の上に載せて使っている。
メモリ 8 GB は少々心許ない。重たい作業をしてなくても、タスクマネージャーでは使用率が常に 80 % 前後なのが気になってしまう。Windows 11 でメモリ 8 GB はギリギリという噂を実感した。いちばん使う Chrome がメモリをドカ食いしてるのも要因かもしれない。
実はパソコン購入当初は、メーカーの 1 年保証が切れたら空きスロットにもう 8 GB を追加する目論見だった。しかし、皆さんご存知未曾有のメモリ高騰で手も足も出ない状態に。1 年前なら 4,000 円程度で買えてたものが、今や中古でも 1 万円はする。まったくもって時期が悪い。
このパソコンを使っていていちばん焦ったのは、突然フリーズしてパソコンが操作できなくなったときだ。電源ボタンの動作を「何もしない」にしていたせいで強制終了もできず、裏蓋を開けてバッテリーを外す羽目になった。それ以来、電源ボタンの動作を、電源に接続時は「スリープ」、バッテリ駆動のときは「シャットダウン」にしている。
(あとから調べたら、「何もしない」に設定していても、10 秒以上電源ボタンを長押ししたら電源が切れる仕様になっているらしい。もっと早く知りたかった……)
あとがき
11 年ぶりに新調したパソコンである Dell Inspiron 14 5440 の Core 3 100U モデルについて、選んだ理由から 1 年間使ってみてよかった点・気になった点までを振り返ってみた。
ファンがまじでうるさいことやメモリ容量が頼りないことを除けば、実質 5 万円以下で購入したにしてはかなりコスパのいいパソコンだと思う。自分のようなネットサーフィンや動画視聴、文書作成といった普段使いがメインであれば、おすすめの一台だ。
ところでこの Inspiron 14 5440、冒頭にも書いた通りすでに Inspiron ブランドごと販売終了している。それでもこの記事を書いたのは、中古で買う人や、後継にあたる Dell 14 シリーズを買う人の参考になるかもしれないと思ったから。もう一つが、このパソコンについて検索していたとき、ある記事を見つけてもやもやしたからだ。
その記事は「実機レビュー」を謳っていたものの、やたらと大袈裟な表現ばかりで、実際に使えば一つは出てくるであろう不満点を一切書いていない。実機の写真が一枚も出てこず、肝心のアイキャッチも AI イラスト。明らかに AI に書かせたのが丸わかりの文章だった。
なにも、レビュー記事に AI 使うなって言ってるわけじゃない。私だって、ガジェットレビューなんてほとんど書いたことないから、この記事を書くときはたくさん指南を受けた。ただ、実機レビュー名乗っといて使ってもない商品の記事を書かせて、ろくすっぽ精査もせずにアフィリンク載せてるのダーティーすぎやしないかさすがに。
実際に使ってる自分のほうがまだまともなレビューを書けるんじゃないかと思った。それがこの記事を書いた理由だ。そこから半年ほど温めて、買ってから 1 年が経ってしまったけれど、そのぶんよくも悪くも AI には書けない記事が書けた気がしている。
ところで、前述のメモリ高騰のせいでパソコン自体の値段も爆上がりしていて、自分が買ったものと同スペックの後継種はこの記事を書いている時点で 10 万円ほどする。
- Dell 14インチ ノートパソコン(インテル Coreプロセッサー搭載) | Dell 日本
- Dell Dell 14 Core 3 100U・8GBメモリ・512GB SSD搭載モデル(DC14250) [プラチナシルバー] 価格比較 - 価格.com
これに関しては時期がよかった。早めに買ってた自分 GJ!!!!