Google 日本語入力の変換候補が小さくなるのを直す
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カテゴリ:パソコン
ノートパソコンで Google 日本語入力を使うと、変換候補(サジェスト)が入力文字に比べてやたらと小さいことに気が付いた。

普段はこのノートパソコンに外部モニターを接続して使っており、そちらの画面では変換候補は通常の大きさで表示される。
不思議に思ったので、原因と解決方法を調べてみた。
この記事の目次
なぜ小さくなってしまうのか
この記事を書いている時点での、筆者の使用環境は以下の通り。
- ノートパソコン: 14インチ(WUXGA 1920×1200)
- サブモニター: 21.5インチ(FHD 1920×1080)
- OS: Windows 11 Home (25H2)
- IME: Google 日本語入力 (3.33.6130.0)
Windows のスケーリング設定は、ノートパソコン側は 150%、サブモニター側は 100% と、それぞれ推奨値を設定している。
しかし、Google 日本語入力のレンダラー(描画プログラム)は、Windows の高 DPI(高解像度)に非対応。OS 側で 150% に設定しても、ソフト側がそれを無視して 100%(等倍)のサイズで描画してしまう。
その結果、100% 設定のサブモニターでは正常に見えるが、画素が密集したノートパソコンでは変換候補がえらく小さくなったというわけだ。
【解決策】高 DPI スケール設定を上書きする
前述の通り Google 日本語入力は高 DPI に非対応だが、Windows の互換性設定で OS 側から強制的にスケーリングを当てることができる。
ここでは、Windows 11 での設定方法を紹介する。
まず、エクスプローラーで以下のディレクトリを開く。
C:\Program Files (x86)\Google\Google Japanese Input
ディレクトリ内にある GoogleIMEJaRenderer.exe を右クリックし、「プロパティ」→「互換性」タブの順にクリックする。

「高 DPI 設定の変更」 をクリックする。

開いたウィンドウの下部にある「高 DPI スケール設定の上書き」の「高い DPI スケールの動作を上書きします。」にチェックを入れ、ドロップダウンから「システム(拡張)」を選択。

筆者の環境では「システム」と「システム(拡張)」で見た目に差はなかったが、文字の輪郭をより鮮明に扱う「拡張」を選んでおくのが無難かもしれない。
あとは「OK」を押してウィンドウを閉じ、パソコンを再起動させる。再起動させずに反映させる方法もあるにはあるが、自分の環境だと成功率がいまいちだったのであまりおすすめはしない。
再起動後、ノートパソコンのほうで Google 日本語入力を使ってみると、以下のように変換候補が大きく表示された。

解決前の状態(以下の画像)と比べると、その差は一目瞭然だ。

ただ、サイズが大きくなったのと引き換えに、若干文字がぼやけているように見える。入力文字と変換候補の間に謎のスペースが空いているのもちょっと気になるけど、まあ慣れれば大丈夫かな。
若干のデメリットはあるものの、これでノートパソコンで文字を打つときに必死に目を凝らす必要がなくなったのはよかった。